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「ブラック部活動」の著者、内田良さんの講演に参加!

 昨日の午後はこれまで中学校の柔道授業必修化における事故の危険性や組体操事故などを研究し、問題提起してきた。名古屋大学准教授の内田良さんの講演に参加した。
内田良さんの最新著書のタイトルは『ブラック部活動』という衝撃的なものだ。
しかしながら、内田さん自身は決して「部活動は悪!」「廃止すべき!」と主張してるわけではなく、この本では部活動の裏にある教員の多忙化や過剰な勝利至上主義にある現状、そして、そもそも「部活動とはなんなのか?」など、改めて考えさせられる問題を提起している。
これまでの学校問題と言えば、いじめや体罰など、どちらかというと教員の責任が問われ、悪者にされてきたものが多かった。しかし、最近は教員の過酷な労働環境にスポットがあたり、教員を助けるべきだという声が上がってきている。ただ、一方で、この部活動は教育課程外であるにも関わらず、自主的なものでありながら生徒には加入が望まれ、それに対応する形で教員は顧問という立場を担い、特に中学、高校においては教員の長時間労働の大きな原因となっている。

 部活動をやっていれば健全で、生徒、保護者との信頼関係が深まる。顧問教員を頼りにし、場合なよっては教員は崇められる存在になるので、教員もハマり易い。教員は自主的に活動しているとされ、自らも気づかなかったり、気づいていても辞められない。
運動部、文化部ともに結果が評価基準になり、学習指導要領にない自主的な活動の大会やコンクールの成績の“垂れ幕”が校舎に掲げられることに、誰も違和感さえ感じない。
この他にも多くの矛盾や問題を抱えながら、今、学校での部活動は行われている。
内田良さんは一流のアスリートを目指させるのは地域のクラブチームなどで行うべきで、学校の部活動は子どもたち居場所の一つになるような、もっと緩やかなものにするべきではないかと訴える。
 確かに実際、私が中学生の時の弱小サッカー部には、地域のリトルリーグで野球をやっていて、学校の部活はサッカー(それでもレギュラー)をやっていて、野球推薦で高校に入学した奴もいた。
今のサッカー界も、高校選手権で活躍した選手もいるが、多くはJリーグのチームの育成組織出身だ。
 教員も疲弊し、やる気がある子どもはいいが、特に部活動をやる気がない子どもも、半ば強制的に加入が求められ、理不尽とも言える縦社会のルールのもと、これまでもいじめや体罰の温床となってきた面のある“部活動”のあり方について、もうそろそろ本気で考える時が来ていると思う。AD0ED4A5-1EEB-466A-A772-815E50F44369D7C0C061-B99F-44FF-B222-0B101EFBD880

ブログ筆者プロフィール

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はるた学 渋谷区議会議員 (東京都渋谷区)

専修大学商学部を卒業後、株式会社ドトールコーヒーに入社。
その後、長妻昭衆議院議員の秘書を経て、平成23年4月の渋谷区議会議員選挙にて初当選を果たす。現在、文教委員会(副委員長)、庁舎問題特別委員会に所属。

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