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なぜあなたは選挙に行かないのか?

「政治なんかオレ、ワタシの生活と関係ない」

「政治なんか難しいし、面倒くさい」

「選挙なんかうるさいだけ」

前回の渋谷区区議会、区長選挙の投票率は40%。選挙に行かない6割の方はこう思われている方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際はどうでしょうか?
みなさんの住んでいる家の建設、食べているものの製造や販売、所属する会社や学校の運営も、すべて何らかの法律や自治体の条例に則っています。
その法律や条例を創ったり、変えたり、場合によっては無くしたりするのが、政治です。
みなさんの生活はほとんどのことにおいて政治に関係しています。
政治はみなさんの生活そのものと言っても過言ではありません。

よく選挙に行かないこと、または白票を投じることで自分の意思を示すという方がいますが、それは間違いです。
なぜなら、選挙に行かなかったり白票を投じても、他の誰かが投票した結果で選ばれた政治家が、投票に行かなかった人の生活に関わる法律や条例について決め、お支払い頂いている税金の遣い方を決めるからです。
故に、選挙に行かないこと、白票を投じることは自分の生活を他人に委ねることに他なりません。

では、なぜあなたはなぜ、選挙に行かないのか?

「政治家なんか信頼できない」

確かにニュースで政治とカネの問題や政治家の失言などを見ると、政治に期待したくなくなる気持ちもわからなくはないです。しかし、それでみなさんが選挙に行かなければ、政治家の質は変らず、みなさんの生活も良くなるはずはありません。

「一票入れたところで何も変わらない」

確かに国政選挙など大きな選挙は数万票が投じられるので、一票で当落が決まることはほぼありませんが、区議会議員選挙は過去にはたった一票で当落が決まったこともあります。
大きな選挙でも、みなさんの一票の積み重ねが結果を大きく変えるという点では重みは同じです。
今の政治を支持する人も、変えたい人も、選挙で一票を投じることでその意思を示すことが重要です。

「投票したい人がいない」

これが選挙に行かない理由として耳にするナンバー・ワンです。
しかし、そういう方がどのくらい候補者に目を向けているのかというと、そもそもそれほど見てはいないのではないでしょうか。
みなさん日々忙しいので、政治ばかり気にして生きてはいられないとは思いますが、選挙の時くらいは政治に目を向けてほしいです。

では、どうやって選ぶのか。
みなさんは普段生活していて、どんなに仲の良いパートナーや家族、親友であっても、100%考えが一致する人はいないでしょう。政治家も同じです。100%「投票したい!」という政治家に出会えたら、それはかなり運がよいと言えるでしょう。
ですので、自分が生きる上で大切だと思うこと、例えば、子育て世帯だから同じ子育てしている人になってほしいとか、昔いじめにあったので、学校の問題に力入れている人になってほしいとか、親が高齢なので高齢者福祉や介護に精通した人になってほしいとか、そういう視点で選んでもよいと思います。
そしてできれば、自分と違う世代や立場の方の生活も思いやってもらえれば、より良いのではないかと思います。

ですので、選挙の度に100%ではなくても、50%でも、場合によっては10%でも20%でも、より自分の考えに近い、自分の思う社会を実現してくれそうな候補者を選ぶこと。言い方は悪いかもしれませんが、「よりマシな」候補者を選ぶことが重要です。

私は、自分の頭で考えて投票する人が増えれば、政治家の質も上がり、社会も良くなると信じています。

必ず選挙には行きましょう。

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