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阪神淡路大震災から19年を迎えて思ったこと

今日で阪神淡路大震災から19年が経ちました。
あの時、高速道路が倒壊し、街のあちこちで火災が発生しているショッキングな映像も、19年という歳月で、普段思い出すこともほとんどありません。関西と関東であの災害に対する思いはかなり違うと思います。
8月6日に広島を訪れた時も、原爆の記憶に対する広島市民と関東との差を感じましたし、まだ3年経っていない東日本大震災でさえ、東京では被災した福島、宮城から心が離れてしまっているように感じます。

話はちょっと変わりますが、先日、新国立競技場のあり方について考える勉強会に出席した時に、今回の東京オリンピック・パラリンピック招致のための整備で、被災地に復興が遅れることが懸念されるという意見がありました。
私はオリンピック・パラリンピック招致に賛成しますが、例えば新国立競技場に1千数百億円かけることが本当に適切なのか?
招致決定の熱におかされ“めでたいことだから”という、雰囲気に流されてしまっているのではないか?と思います。
予算のつけ方もそうですが、東京オリンピックの公共事業が集中するために、被災地の復興が遅れるようなことがあっては、絶対にあってはならないと思います。

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