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映画「暗闇から手をのばせ」を観て

今夜は久々に渋谷アップリンクに映画を観にいきました。
たまたま「つながり映画祭」という障害者をテーマにした映画を放映するイベントをやっていて、最後の映画の「暗闇から手をのばせ」という映画を観ました。
簡単にチラシから内容を書くと、「障害者専門の『デリヘル嬢』の仕事に入った若い主人公が出会う障害者たちの姿と本音...。」という映画。
最近こそNHKなどでも取り上げられるテーマだが、まだまだタブー視される、「障害者の性」。映画は、私たちの多くがいかにバリアフリーとかノーマライゼーションとか言っていることが“口だけ”だということを、改めて感じさせられるシーンで溢れていた。
特に感じたのは、ある脊髄損傷で障害をもった車いすに乗る男性の母親が、息子のためにデリヘルを呼ぶシーン。デリヘル嬢の女性が会社の社長に、「親公認なんだ?!」というと、社長は「障害者にプライバシーはないんだよ...」といった言葉、また、その男性がほとんど外に出ることがなく、私たちが普通にちょっと遠出しようと考えるようなことも、車いすに乗っていると人の助けが必要で、簡単ではないというようなことを改めて感じさせられた。
家族に障害をもった人がいたり、ボランティアなどをやっている人には、よく聞いたり、当たり前だtったりすることなんだろうが...
私たちは障害を持った人に「暮らしやす、やさしいまちづくり」というようなことをよく口にするが、もっと障害をもった人も、本当に区別なく同じように生きられる社会を目指さないといけないと思う。心が遠い。私も。
こういう見方が適切かわからないけど、ほんと、誰でもいつ障害を持つことになるかわからない。だからという訳ではないけど、もっと自分事として感じられるようにならないと。

映画「暗闇から手をのばせ」公式サイト↓
http://www.kurayamikara.com/

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