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平和記念日に広島へ

唯一の原爆被爆国として

もう一ケ月たってしまいましが、8月6日に広島にきました。

あえて8月6日に広島に行こうと考えたのは、昨年の福島第一原発事故を考え、原爆が投下された日に行く事でもう一度「核」というものについて考えたいと思ったからです。

昨年の原発事故で放射能に多くの方が不安を抱える中、私は唯一の原爆被爆国である日本は、平和利用ではあるものの原発の建設にはより慎重であるべきであったのではないかと改めて思います。

 

心から祈りをささげる

今回、私的にではありますが、原爆死没者慰霊式・平和祈念式にも参加して献花と祈りをささげて参りました。

この日原爆慰霊碑に納められた原爆死没者名簿は、この一年で死亡が確認された方など5729名の名前が新たにくわえられ、登載者数は28万959名になりました。

 また、平和記念資料館ではその熱線と爆風により火傷や怪我、火災でお亡くなりになった方に加え、救援の為に広島市内に入った方の二次被ばくなど、終戦の年の1945年12月末までに14万人以上の方がお亡くなりなったことなどを知り、原爆の威力と恐怖を改めて痛感しました。

 

“戦争を知らない大人”の責務

 平和祈念資料館には多くの親子連れが来ており、まだ原爆の恐ろしさもわからずはしゃぐ子どもに、一生懸命に当時の様子や悲惨さを教える若いお母さんやお父さんの姿には、ちょっと感動しました。一方、先日ドキュメント番組では、渋谷の若者に広島の原爆投下の日をたずねたところ、100人中17人しか答えられなかったということを観て大変不安に感じました。

 広島市(おそらく長崎市も)の学校では原爆に対しての教育がしっかりと行われていますが、東京など他の地域では今、どの程度この悲しい歴史について子ども達に伝えているのか。私たち“戦争を知らない世代の大人”が改めて心に刻み、これを風化させないように努めなればならないと思います。

原爆ドーム(当時は広島産業奨励館)から東へ150メートルの地点の上空580メートルで爆発 炎天下の中、原爆死没者慰霊式・平和祈念式には多くの方が参加 平和の祈り込めて~灯篭流し

平和記念日に広島へ” への2件のフィードバック

  1. 治田さん、出世されましたね。
    今から18年前、私が大学生だった頃、新宿ハイアットの
    地下にあるエクセルシオールでバイトをしていた者です。
    何故か分かりませんが、治田さんの印象が強く残っています。
    「3秒ルール」も覚えていますw
    いずれにしましても、密かに応援しています。頑張って
    ください。

  2. こんにちは。
    書きこみありがとうございます。
    あれ18年前かぁ。懐かしい。もっと前の様な気がします。
    新入社員で当時最大級の店のオープンスタッフだったけど、使い物にならなくて外された・・・
    ただ、あれはいい経験になりました。
    “3秒ルール”(笑)

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