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国内で70年ぶりのデング熱感染確認 予防対策と情報収集で冷静な対応を

日本で70年出ていなかったとされるデング熱の感染者が確認され、10月6日までに155人に感染が広がっています。 デングウイルスは蚊によって媒介するウイルスで、人から人へ感染することはなく、ウイルスに感染した人を吸血した蚊(ヒトスジシマカ=いわゆる、やぶ蚊)が他者を吸血することによって感染します。蚊の行動範囲は限られているので、急激に感染拡大はないとみられていましたが、感染源とされていた代々木公園だけでなく、他の地域での感染が確認され、今後、さらに広がる可能性も出ています。 デングウイルスは感染しても発症しないことも多く、熱が下がれば比較的速やかに収まる感染症ですが、まれにデング出血熱を引き起こし、その場合は死に至る可能性もあります。 東京都は代々木公園の8割を、また、他の自治体も公園などを封鎖し、蚊の採取や薬剤による駆除を行っています。 蚊の生息が収まる11月くらいまでは、公園などへの外出時は肌の露出を避け、虫よけスプレーなどでの予防対策をしてください。   《デング熱について》 【感染経路】 ・人から人には感染しない ・感染者を吸血した蚊によって感染。卵で媒介もない 【症状】 ・急な発熱。頭痛、間接や筋肉の痛み。ほとんどの場合1週間ほどでおさまるが、まれにデング出血熱に発展し死に至ることもある ・2~15日(ほとんどは3~7日)の潜伏期間がある ・ワクチンはなく、感染後の特有の薬もない 【対応】 ・蚊に刺されないよう、肌の露出を防ぎ、虫よけを使用 ・蚊に刺されても、過剰に心配する必要はないが、万一、発熱などの症状が出た場合、速やかに医療機関、最寄りの保健所に相談する 渋谷保健所 03-3463-2439(平日8:30~17:15)    

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