活動ブログ

年末年始の公園閉鎖 人道的な配慮を求む

 平成26年の年末から27年の年始に宮下公園・美竹公園・神宮通公園の三つの公園の終日閉鎖しました。

 これにより、ホームレスの方が、公園から締め出され、支援団体による炊き出しもできなかったと、マスコミでも取り上げられましたが、実際には、この三つの公園は、以前から夜間は閉鎖されており、恒常的にホームレスの方がいたわけではなく、また、区としては年末年始の治安などを心配する地域の声もあり閉鎖をしたとのことでした。

 しかしながら、一方で、公園をいつでも自由に使えるように求める声や、災害時の一時集合場所としての問題が指摘されていたことも事実です。

 ホームレスの方への対応として、渋谷区生活福祉課では、年末にホームレスの方の、健康相談、巡回相談などを行い、シェルターを5床、9日間の借り上げ(利用者はおらず)、72名に対しクラッカーの配布を行ったとのことですが、これに対しても、年末年始の寒い時期に暖かいものを支給する支援団体への協力を求める、多くの声が寄せられました。

私自身は、公園で自由に寝泊りをしたり、いつでもたき火などができるようにすることは問題があると考えます。しかし、公園を終日閉鎖してしまうという対応はやりすぎであり、また、人道的な面から、年末年始の期間に支援団体が行う炊き出しについては、ルールを守った上で、公園の利用を認めるべきであると考えます。

これらことについて、民主党としても、ルールを守った上での公園利用と、福祉的な対応の充実を区に対して強く求めています。

IMG_6686

閉鎖された神宮通公園

IMG_6683

昨年末は神宮通公園も閉鎖 年末年始の福祉的な援助の拡充と人道的支援の公園利用は認められるべき

区政レポートVol.25より