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平成30第四回定例会質問報告~教育について~①小中学校における外国人へのインタビューについて

平成30年第四回定例会質問報告~教育について~

(1)小中学校における外国人へのインタビューについて

 区内小中学校の保護者の方から、学校で行っている街頭での外国人へのインタビューについて、見た目で人を判断する行為の助長を懸念するご意見を頂いた。

 教育委員会によるとインタビューは英語教育やおもてなし教育のため、区内8つの小中学校で行われているという。はじめは私も問題点がよくわからなかったが、例えば、見た目が日本人に近いアジア人や日系人は外国人と判断されず、おもてなしの対象にもならないのか、また、見た目は外国人のようでも日本人であるという人が増えている中、容姿で判断することはできない。相手の気持ちに立てば、見た目で人を判断することを教育現場で子どもたちに率先して行わせることは控えるべきである。

 今回、この保護者の方のご指摘を受けて、例えばプラカードを掲げて外国人の方に活動の趣旨を理解して頂き協力を得る方法や、ALT(外国語指導助手)以外の区内の外国人の学校への招待などでの問題解決を提案した。教育長からは、人権教育とともに区内在留大使館などの協力求めるなどの答弁を頂き、学校でもダブルの子どもが増える現状において、この問題について一定の理解は得られたと考える。

区政レポートVol.49 2019年 新年号より