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渋谷区における認知症高齢者の行方不明者について

埼玉県狭山市の福祉施設で、身元が分からないまま18年間保護されている男性が、平成8年頃に渋谷区で行方不明になった男性であることが判明した報道をうけ、福祉保健委員会で平成25年度の「認知症高齢者(一時的行方不明者)の状況について」の報告がありました。 延件数8件(実人数6人)の一時的行方不明者があったということで、そのすべてにおいて無事保護されています。渋谷区の基本的な対応として、まず、地域包括センターが行方不明者の連絡を受けた場合、警察と連携をして、心当たりの場所を家族とともに捜索をし、同時に、区の高齢者志サービス課から、東京都のネットワークを通じ、都内の区市町村へ行方不明者情報の提供をし、捜索協力の要請をするという流れになります。 区によると実際に行方不明で、家族等から連絡がない場合は把握がむずかしいということですが、まずは、認知症高齢者への理解や、地域における見守り体制の充実、また、近隣自治体との連携強化など、考えられる全ての対応を進めてゆくべきであると考えます。 (区政レポートVol.21 ①より)

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