活動ブログ

障害者虐待防止法施行される。共生社会をめざし、もう一歩踏み込んだ施策を

 

①障害者虐待防止法施行。周知と対応の強化を

【はるた】十月から障害者虐待防止法が施行され、障害者福祉課、原宿の「はぁとぴあ相談ステーション」に電話窓口も設置された。もうすでに4件の通報・相談があったと聞く。早期防止の為、今後、この法律の周知と強化が必要であると考えるがどうか。

【桑原区長】通報があった場合には細心の注意を払い、その情報をもとに迅速に協議をする。一時保護などの体制も整えており、現行の対応は適切であると考える。

②障害者差別禁止の条例制定を提案

【はるた】世界百二十五カ国で障害者権利条約が批准されている。日本では、職場などでの障害者への待遇や配慮が、理解が充分に広がっておらず、障害者差別禁止法も制定されていない。しかし、さいたま市、八王子市などでは差別禁止の条例が制定されている。渋谷区でも条例制定を考えてはどうか。

【桑原区長】国の差別禁止法は有識者会議で議論され、国民の意見募集の段階と聞く。区としては差別のない社会を目指すものの、条例化の考えはない。

③大人の発達障害について対応と窓口の明確化を
【はるた】大人の発達障害は、インターネットで調べても、渋谷区の窓口はわからない。わかりやすくするべき。

また、大人の発達障害を支援する民間やNPO団体との連携はどうなっているのか。

【桑原区長】渋谷区では専門の窓口はないが、保健所が対応。今後、インターネットでもわかりやすい情報提供に努める。また、必要に応じて民間、NPOの情報も提供し、支援につなげていく。

【はるた】(再質問)オリンピック・パラリンピック招致を目指す上でも、渋谷区は重要な自治体。今後も障害者差別禁止の為の条例制定を検討を。

 

《渋谷区障害者虐待防止専用ダイヤル》
  03‐3463‐2388

 

(区政レポートVol.12より)

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