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令和2年第四回定例会 本会議質問 3.羽田空港問題について

【質問主旨】昨年3月29日から始まった都心上空を通過する新飛行ルートについては、令和2年第2回定例会で区議会からも見直しを求める意見書が提出され、国においても羽田空港新ルートの見直し可能な技術的方策を議論する検討会が立ち上げられています。しかし交通公有地問題特別委員会における国土交通省職員の説明では、あくまでも現在のルートの中での見直しという主旨の発言があり、未だに自治体からの声が反映される状況にはありません。

そんな中、全日空が財政負担削減のため当面は国際線を羽田に集中するという報道がありました。現在は国際線が大きく減便されていますが、国内線が飛行しており、これに加え国際線が戻ってくれば区民の負担はさらに大きくなることも予想されます。騒音や落下物の危険性などの問題がある都心上空飛行ルートは見直し、以前の海上ルートに戻すよう強く求めるべきです。

【答弁と所感】区長は「国の検討会の結果を見極めたい」「現時点では、見直しや撤回を求める考えはない」と答えましたが、そもそも計画は国際線増便のためだったはずです。区民の反対に加えコロナ禍で減便している今、なぜ以前のルートに戻すことを求めることができないのでしょうか。

はるた学区政レポートVol.62より

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