活動ブログ

【庁舎建替え問題】計画変更と定期借地権の保証等を問う!③

4.議員の海外派遣について

【必要性が問われる海外派遣 提言は日本でも情報収集可能なものばかり】

区長は9月に「新総合庁舎における議場等の設計に資する」とうい目的で、議員4名と職員4名をヨーロッパに派遣しました。民主党はこの視察自体の必要性が低いと判断し、庁舎問題特別委員会所属の私は参加をしませんでした。

先日、この調査団の報告会が行われましたが、発表された提言は、ホームページでも情報取集ができるものや、これまでも区議会で提案されたもの、また、他の自治体ですでに取り入れられているものばかりでした。

【手続き不備で議場に入れず さらに問われる必要性】

特に問題であったのが、ドイツ、ベルリンの連邦議会の議場が、3か月以上前に申請が必要で入れなかったという事実です。また、これについては報告会まで、他の議員には知らされていませんでした。このベルリンの訪問の報告については、説明した議員の不適切な発言(下記、新聞記事参照)が問題になっていますが、そもそも議場に入れないのであれば、ベルリン訪問は必要なかったのではないでしょうか。区長は事前に、ベルリンで議場入れないことを知っていたのか、これを問いました。

【ガラス越しに見てきた。目的は果たしているというあきれる答弁に唖然…】

区長はこの質問に対して、「調査団は本当によくやってきた」とねぎらい、議場が見られなかったことについては「変更はつきもの、目くじらを立てるな。連邦議会の議場はガラス張り。議場内はよく見える。目的は果たした。」とあきれた答弁を展開しました。

区民の税金700万円を投じて行った海外調査。これまで議場の音響設備の重要性訴えていた議員もいましたが、何のために行ったのか。みなさんはどう思われるでしょうか。

 平成26年11月20日東京新聞佐々木ナチス発言問題

平成26年11月20日東京新聞】

この問題については、12月9日の定例会最終日の本会議において、議長が全員協議会召集者として謝罪し、発言をした佐々木弘明議員への厳重注意をおこなったが、結局、本人から正式な撤回や謝罪はなされなかった。

区政レポートVol.23より