昨年の夏以降、全国で風しんが流行しています。国立感染研究所によると、今年の感染者数は3月27日の時点で2418人。昨年一年間の患者数である2353人をすでに超えました。
特に、免疫のない妊婦が妊娠初期に感染すると胎児も感染して、出生児に先天性心疾患、難聴、白内障などの症状の先天性風しん症候群(CRS)という障がいを引き起こす恐れがあります。
これを防ぐには、妊娠予定の女性や、妊婦の配偶者が充分な抗体を備えて、風しんに感染しないことが重要です。
そのため、現在、渋谷区では緊急対策として予防接種の助成を実施しています。
【大人の麻疹・風しん予防接種一時助成】
対象 | 対象年齢 (接種日現在) | 接種期間 |
妊娠予定または希望している女性 | 19歳~49歳 | H25年3月21日~H26年3月31日 |
妊娠している女性の夫(児の父親) | 19歳以上 | H25年3月21日~H25年9月30日 |
(注)いずれも接種日現在区内在住で、風しん未罹患・
風しん予防接種未接種の人
【大人の麻しん・風しん予防接種の助成額】
ワクチン名 | 区からの助成額 |
MR(麻しん・風しん)混合ワクチン | 5000円 |
風しん単独ワクチン | 3000円 |
(注)いずれかのワクチンを1回接種
【問い合わせ】地域保健課感染症対策係
(電話:03-3463-2416)