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広がる教育委員会への不信 渋谷区では山谷小建替え、代々木小との統廃合問題

全国で教育委員会への不信感が広がる中、今、渋谷区においては、代々木の山谷(さんや)小学校の建て替え問題が起こっています。

山谷小学校の校舎の一部は昭和34年に建設されており、耐震基準を満たしておらず、建て替えが急がれていることは事実です。

しかし、この春に教育委員会が出してきた案は、建て替えための2年の間、山谷小学校の223名の生徒を生徒数110名の代々木小学校に全員転校させるというものでした。多くの保護者が突然のこの発表に不安を感じる中、教育委員会からさらに山谷小学校の建て替え終了後、新しくできた学校に、今度は代々木小学校の生徒も通わせるといういわゆる学校統廃合案が発表され、保護者の方はさらなる不安と、一方的に教育委員会の考えだけを伝える手順に大変不信感を抱いています。

私も山谷小学校の建て替えは必要であると考えますが、学校に通うのは児童です。その方法には充分に保護者との対話の時間を持つべきでないかと考えます。また、学校は教育施設であると共に地域の防災上の拠点でもあります。保護者だけではなく、地域の方とも充分に話し合うべきだと思います。

区政レポートVol.10より