先日、今定例会に提出されている補正予算についての説明聴取について書きましたが、その中で区民環境委員会の関連調査したものとして、西参道歩道橋撤去工事及び橋梁塗膜成分調査のための経費(橋梁整備費)として1億1251万8千円があります。
この歩道橋は昭和43年に整備されたもので、代々木3丁目と4丁目の間にある補助53号線にあり、近隣の代々木山谷小学校の通学路にも指定されていましたが、定期点検で老朽化が進んでおり、また鋼橋の塗膜(塗装の表面を覆う膜)には鉛やPCB(ポリ塩化ビニフェル)が含まれていることから、解体、撤去されることになりました。
現在はすでに封鎖されており、この地域の初台地区町会連合会及び、代々木山谷小学校にも説明がなされています。ただ、さきに述べたように小学校の通学路ということで、学校、警察と協議した上で、子どもたちは近くの2つの交差点を通行することになっていますが、今後、交差点については改善を行いより安全なものにしてゆくとのことです。
解体の前に塗膜の成分調査が行われますが、鋼橋の塗膜に含まれるPCBは、国のPCB廃棄物処理法に則って平成36年までに処理すると定められており、解体したものは北海道まで運版する必要があるということです。
歩道橋の解体、撤去については通行に影響が出ないよう警察と協議中とのことで、完了までに4、5ヶ月はかかるとのことですが、現時点で落橋などの心配はないということです。
この歩道橋も含め、渋谷区内の国道、都道以外の渋谷区の所管する道路に架かる同様の歩道橋は他に15か所あり、解体、撤去を考えると、単純に計算しても約17億円になり、今後、様々な公共インフラの老朽化は区財政を圧迫していくことが考えられます。
こういった問題についても、是非、区民の皆さんに知って頂きたいと思います。
【平成28年度補正予算 橋梁整備事】
橋梁整備費
西参道歩道橋撤去工事及び橋梁塗膜成分調査 1億1251万8千円
・内訳
1.委託料 7千115万4千円
(運搬2550万円、処分費用3340万円、成分調査1210万円[PCB輸送処分含む])
2.工事請負費 4千136万4千円



「撤去時期については、改めてお知らせいたします」とある。


